最先端の科学を通じて、市民の皆様と新しい文化を考える「浜松コンファレンス」。本年度も11月3日（金・文化の日）に、アクトシティ浜松・中ホールで開催いたします。

本年度の講演テーマは、「『量子もつれ』が拓く、新しい光センシングの世界」。2022年のノーベル物理学賞でも大きな話題となった「量子もつれ」は、2つ以上の量子が古典力学では説明できない強い相関関係を示す現象で、量子技術への応用が期待されています。
「量子もつれ状態にある光子」を利用した量子計測研究の第一人者で、2018年より、文部科学省の光・量子フラッグシッププログラムにおいて「量子もつれ光子対を利用した量子計測デバイスの研究」の研究代表者を務めておられる、京都大学大学院工学研究科の竹内繁樹教授を講師としてお招きし、光子の持つ不思議な性質や量子もつれ、最新の量子技術についてわかりやすく紹介していただきます。

また恒例の音楽鑑賞では、今年で5回目の出演となる浜松市在住のチェリスト・横坂源氏と、国内外で数多くの演奏活動を行っているクラシック・アコーディン奏者の大田智美氏によるデュオコンサートを予定しています。チェロとアコーディオンの音色が美しく交錯する、至福の時間をお楽しみください。

なお、昨年まで本コンファレンスでは新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため入場者数やご参加地域の制限を行ってまいりましたが、本年度はコロナ禍前と同様の開催となる予定です。
ご参加には当ホームページにて事前のお申込みが必要ですので、以下の「参加申込・受付方法はこちら」よりご応募ください。


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